一番最初に本物のカメラを持ったのは、父から譲り受けたヤシカの二眼レフだった。
たぶん、小学校3年生の頃だと思う。
そして、4年生になるとクラブの時間が加わるのだが、迷わずに写真クラブを選んだ。いわゆる街角スナップばかり撮っていたように記憶している。
その後、小遣いを貯めて、キヤノン デミEE17というハーフ版のカメラを購入した。
このカメラでは、フラッシュ(ストロボではない)を付けて、叔母の舞台(日本舞踊)など、本格的(?)な撮影を始めた。
そして、中学生になった頃、父に初めての一眼レフを買ってもらった。
最初の一眼レフは、ニコンのF2フォトミックで、今思えば、とんでもなくナマイキな中学生だったということになるかもしれない。
ちなみに、一緒に購入したレンズは、ニッコールの55m F1.2という、本体同様、中学生には宝の持ち腐れといっても差し支えないものであった。
さらに、サブカメラとしてニコマートELも買ってもらった。
いったい、父は何を考えて、中学生の息子に、とんでもなく不釣り合いなカメラを買い与えたのだろう。非常に疑問である。
中学3年生の時、音楽に開眼し、高校生の頃は、音楽にのめり込んでいたので、ニコンの2台は、押し入れの奥にしまったままとなった。
1980年の始め頃、なぜか、当時流行っていた小さな110カメラが欲しくなり、コダックのカメラを買った。
その後、しばらくは、カメラを持たない期間が続いたが、1990年代の始め頃になって突然一眼レフが気になりだし、ニコンのF90を購入した。
F90では、もっぱら音楽仲間のステージ写真と1990年代の終わり頃から飼い始めたハムスターを撮った。ハムスターの写真は、とにかく多く、いまだに大量のネガやポジが残っている。
F90を使う一方、新たに登場したAPSも気になり、キヤノンのIXYを購入した。IXYは、日々持ち歩いて、角が擦れて下地が見えるまで使い倒した。
その後、APSは、キヤノンのIX-Eやニコンのプロネア600iといった一眼レフも使ったが、ある程度使ったところで、いずれも処分してしまった。撮影データがカートリッジに記録されるという点は便利であったが、デジタルに移行するまでのつなぎであったようだ。
最後に買ったフィルムカメラは、コンタックスのT3である。
もうすぐ販売終了になるということで、あわてて購入したが、結局、あまり使わないうちにデジタルへ移行してしまい、早々に処分してしまった。
そして、2000年からデジタルカメラへの移行を始めた。
最初に購入したのは、ニコンのクールピクス990で、その後クールピクスは、5000、7900、8700、8800、P5000、P5100と遍歴を重ねた。
デジタル一眼レフは、ニコンのD70sから始まり、D80、D300と移行し、しばらくD300との付き合いが続くと思っていた矢先にD700が発売され、高感度性能に惹かれD700へ移行した。
このほか、コンパクトデジタルカメラは、ミノルタのXgとリコーのGR Digitalを購入した。
Xgは、コンパクトで良かったが、レンズの歪曲収差が気になり、処分した。
GR Digitalは、デジタルへ移行してから、最も長く使っているカメラである。小さな不満はあるが、まだまだ使い続けることだろう。
買い損なったフィルムカメラでいまだに心残りなのは、コンタックスのG2とニコンのNewFM2である。資金さえあれば、今でも程度のよい中古を入手できる可能性はあるが、そこまでの情熱は残っていない。
一方、デジタルカメラは、世代交代が早く、性能の向上も著しいので、買い損なって後悔している機種はない。
最近のコメント